雑 記 帳
家には幾つもの時計があります。ほとんどが結婚式の引き出物です。近頃の時計は電池で動きますから、いくらか各々違いはありますが、それぞれものの役に立っています。しかも縁起物ですから、おろそかに出来ません。
壁に掛けていたのは、越したときに戴いたものでしたが、調子がよくない、そこで半年前に近所の電気店で電波時計を買いました。便宜なもので、正確に時を刻みます。来年はウルウ秒だそうですが、気にせずにいいでしょう。
ところが昨日の朝、受信ランプが赤色に点滅します。おそらくは電池切れだと思い、新しいものと交換しました。しかし正常になりません。しばらく放っておいて駄目なら明日にでも買ったところへ行ってみようと思いました。
ところが、夕刊に『送信所に落雷標準電波停止』につておよそ次の記事がありました。
佐賀市富士町の羽金山山頂にある独立行政法人通信研究機構「はがね山標準電波送信所」で21日午前11時ごろ、電波時計などの時刻合わせや無線機器の周波数を確かめる「標準電波」を送信するアンテナ(高さ200メートル)に落雷があり、出力調整器が故障して電波の送信が止まった。22日午前現在、復旧のめどはたっていない。24時間近く送信できなくなったのは、01年10月の運用開始から初めてという。
おかげで独立行政法人情報通信研究機構なるものの存在やら標準電波送信所が佐賀市富士町の羽金山山頂にあることや高さ200メートルのアンテナから送信されていることなどの知識を得ました。そして電気店で恥をかかずにすみました。
新潟県下での大規模な停電記事が同じ紙面で報じられています。光電話は停電に弱いそうです。そろそろ携帯電話の購入を考えますか。