2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

往来手形

江戸時代、庶民が旅行をする際の、旅行許可券と身分証明書を兼ねたもの。檀那寺・町役人が発行し、関所・番所あるいは所々の役人・寺社などに呈示する。往来書付(広辞苑) いまさら縷々することは無いと思ったのですが、三軒先が国境などの位置にある村落など…

六白金星

暦によると今年は六白金星となっています。織田作之助の作に「六白金星」があります。あらかた筋は忘れていますが、博才がある男の話ではなかったでしょうか。 私は六白金星ですが、ジャンケンに始まり勝負事に到ってこれはと思える出来事がありません。ただ…

パソコンとワープロ

私が最初に使ったワープロはキャノワードでした。文字表示は二行十五字、記憶はテープレコーダーでした。その後デスプレーの着いた機械が二十五万円でしたからその半分程度の値段だったと思います。現在携帯電話が使えるのは機械器具の巧妙さは勿論のことで…

魚の触覚  

魚の五感のうち人間に似た器官の眼・耳・口・鼻などは推測できますが、側線が触覚を司っているその「側線」がよくわからなかったので保留にしておりました。それでは知識として落ち着かないので前述の本で補足します。 『側線は、表面的には頭から尾に向かっ…

魚の五感

以前お魚博士の本で魚の味覚について書いたことがありました。「ウニの赤ちゃんにはとげがない 葛西奈津子著」には詳しい解説があります。読んだ端から直に忘れるので、ブログに要点だけを私は書いておきます。これはと思える知識、主に雑知識ばかりですが、…

防人の木簡

大宝律令以前の飛鳥浄御原令下の「戸籍」「計帳」に関する木簡が当市内で出土し、発掘担当者から講話を拝聴しました。ところが木簡について不知識なので「木簡から古代がみえる 木簡学会編 岩波新書」を泥縄式で読んでみました。せっかちに全てに理解を得る…

鳴かぬ蝉

唐津の海岸に白砂青松の虹ノ松原があります。古来呼称について二里あるからだとする説も有りますが、実測値果たしてどうでしょうか。 それより鏡山の頂から俯瞰し海岸沿って拡がる松原の見事な景観は虹ノ松原がふさわしいと思います。 鏡山も松浦佐世姫が沖…