2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

夜半に嵐の

今朝ほどから曇がちではありましたが、どうやら小雨で済みそうです。花の下はこの程度がお酒が入っても、足元のふら付きが穏やかでしょう。 仕掛けを半端にして空模様を気にする人もいます。用心のいい傘持ちの人も少なくありません。ひどく遠くからの出はな…

ブランコ

桜が咲きました。公園には子供たちが駆けています。 都府楼跡では早々とお花見が始まっています。 「酌む酒はこれ風流の眼なり」とか申しますが、当今場合によっては控えるべきでしょう。 ブランコは中国漢の武帝の時代、宮廷の官女たちの遊びに始まったそう…

朝日に匂ふ山桜花

一昨日の夜、唐津市肥前町の国民宿舎いろは島に一泊しました。早暁窓越しに満天の星を見上げました。わたしが少しは星への知識があれば、数々の名を挙げることができたでしょう。 やがて数々の星々は消え、廊下に朝風呂への足音が聞こえ始めました。 宿舎の…

初老献梅行事「梅あげ」

念のため[初老]を辞書で引きました。1、老境に入りかけた年ごろ 2、四十歳の異称、とあります。 そんなもののでしょうか。昔はそうでしょうが、いまどきの常識とかけ離れ過ぎます。 少子化だの、老齢化人口だの悲観的な数字も度外視しできません。学卒者の…

酒蔵蔵開き

本日は二日市の大賀酒蔵の蔵開きに出かけました。呑ん兵衛の 気を惹く催しには目がありません。 延宝元年(1673年)に大賀仁四郎が邸内に涌く名水の井戸が先祖から残されていたことを感謝し、始められた酒蔵ということです(大賀酒造配布の冊子によりま…

福岡市西区元岡6−10−1

筑肥線に乗るたびに九大学研都市駅という新駅を見かけましたが、ご縁がありません。しかし、昨日ふと気になったので、天神からバスで九大工学部校舎へ行ってみました。おおよそ45分かかりました。 当日は、入学試験があり、立派な新築校舎の会場へ受験生た…

路上の行人魂を断たんと欲す

ある詩人がふらふら歩いておりました。細かい雨が降っておりす。疲れたので、遠くを見やると、酒屋の看板が目にはいりました。酒屋のあたりは、アンズの花盛りです。 杜甫の清明とはそのような詩でしょう。いい感じです。 宅のアンズもかなりの花を着けてい…

早春

いよいよ春のようです 筑後川を上ってみました。川土手にはまだ菜の花はちらほらでしたが、誂えた田んぼは爛漫でした。 近頃は菜の花にしろ、レンゲにしろ、お客様接待用で早咲きなど工夫がされています。 町が設けた農産物販売所でフキのトウが買えませんで…