2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

オタマジャクシは蛙の子

近くに四辺をセメントで囲まれた田んぼがあります。 先日田んぼの畦から水田を覗こうとして、うっかり蛇クンを踏みつけるところでした。 近頃このあたりには、蛙の姿が乏しくなりました。蛇はおそらく蛙を狙っていたのでしょう。ほかにも獲物が有るでしょう…

半夏生

庭隅で毎年この時期に花を着けます。半分化粧したように見えるからでしょう。ドクダミ科の多年草で、花が生える時期から名付けられたとも言われます。 暦の上では、七十二候夏至の末候にあたる半夏生が特に雑節の一にも数えられます。太陽が黄経一〇〇度を通…

今年もお会いしましたね。

昨年オタマジャクシを捕まえようと、近くの水田を覗いてみました。ところが、肝心のオタマジャクシは見つからず、小さなエビ様の生き物を見つけました。孫たちに「ホウネンエビ」であることを教えられて、検索の結果様々な知識を得ました。 私が見たホウネン…

白熊の毛色

よほどのお方しかお憶えないでしょうが、かつて、全国各地を巡業する「移動動物園ハーゲンベック」というのがありました。私は僅か二週間でしたが、お世話になりました。檻のなかの糞を掃除し、ショウの出番に合わせて、動物たちを演技場へ送りだす役目でし…

ニワトリが先か、卵が先か

図書館から、「『少年倶楽部』の笑い話 選・解説杉山亮 」を拝借しました。おんなじ字でもクラブよりは、倶楽部のほうが雰囲気がありますね。昭和十五年十一月号に、兵庫県の東畑實さんが投稿した笑話「不思議」です。 理科の時間、 先生『あの可愛いヒヨコ…

御巡見上使のお通り

わたくしは、犬嫌いと言うほどのことではありませんが、犬にお世辞を使うほどは好きでありません。ご近所に後期老齢犬(ゴーデンレドリバー)がおりまして、通るたびに吠えられておりました。しばらく、かなりしばらく友好的な顔付きをしておりましたら、吠…

猪尾猪尾

猪尾猪尾 これをなんと読むのでしょうか?京都のお方はすぐにお分りでしょう。 この近くでも、イノシシの被害を聞きます。猪は雑食で、食欲繁殖力旺盛、一夫多妻で、三歳で成熟し、一腹に四ないし六頭、寿命は十五年以上だそうです。どこかのお薬屋さんが、…

ここ掘れワンワン

古新聞も馬鹿になりません。 次の記事をどう思われますか。 『山から中国の古銭が続々【厳原】』 長崎県壱岐郡郷之浦町平仁触、農業山下豊一郎さん(7一)はこのほど(1961年11月?)自宅裏の山を開墾中、高さ三十五センチの素焼きのツボを掘りあてた。あけ…

一人何役?

昭和51年(1976年)11月8日の西日本新聞(夕刊)に、次のような記事が載りました。 私はローマの皇帝に会った 私は、『ローマ皇帝コンスタンチヌス大帝に会ったことがある』という女性が英国に現れて、大騒ぎになっている。なにしろ同皇帝は今から千七百…

ちくまプリマ―ブックス「イメージを読む」

若桑みどり氏が亡くなられたのを今日知りました。「ちくま」によってです。今年の一月号の上野千鶴子氏追悼文「猫に鰹節」を読んで知ったのです。古新聞の間に押し潰された「ちくま」に今日まで気がつきませんでした。 つい先日「イメージを読む」「絵画を読…

麦 秋

お天気が良いので、朝倉市へでかけました。背広姿の紳士連とバスで同席しました。今が同窓会のシーズンでしょうか。実は、わたしたちもそれに近い催しを先週致しました。 バスの窓から麦秋の田園を眺め、舶来の食糧に乗りかかった日常がいかに危なかしかを、…