2007-01-01から1年間の記事一覧

がんばれトンビ

唐津市浜玉町の諏訪神社で23日(11月)、秋季大祭があり、奉納神事として鷹匠が「鷹舞」を披露、勇壮なタカを自在に操って参拝客を楽しませた。 と唐津新聞にありました。 鳶といえば、鷹の仲間です。先日杷木町の古川公園でぼんやりしていました。すると…

歳末や流れ物憂き日暮れかな

まだ歳末にはしばらくありますが、安閑と過ごしているので、世間の人に申し訳ない気さえします。 近頃は車ばかりで、対面する人が少なく、何故か落着きません。 この近くに屋内プールがあって、ホイスルが聞こえます。プラスチックの囲い越しにバタフライで…

鬼火焚き

筑後川を遡ると、うきは市杷木町に素戔嗚神社があります。昨日通りかかると、境内では、薪が積み重ねられていました。 今月十四日の鬼火焚の用意とのことです。左義長はお正月の行事でありますが、暮れの鬼火焚きの知識はありませんでした。作業中の方に尋ね…

本気で魚を捕る気かな

紅葉した桜並木を眺めながら、川傍を歩いていたら、流れなかの石に猫がいました。流れは浅く、小魚、ハヤや鮒がいます。いくら魚がのんびりしていても猫には無理でしょう。 しかし猫は犬より敏捷で野性みもあります。カワラヒワを捕らえたところを見たことは…

からすうり

お天気はいいのですが、風があって肌寒い日でした。戒壇院への散歩の途中でカラスウリを見ました。いくらか小振りなのが枯れた蔓に下がっていました。 まだ櫨も南京櫨も紅葉は未だしです。観世音寺の境内は、南京櫨の紅葉のころが年中で、最も見頃です。

冬鳥再会

この二三日冷え込みました。昨日観世音寺でジョウビタキを見ました。冬の到来です。 彼はいつも紋付きを着用ですが、彼女は台所の隅にいるような地味な仕事着を着ています。 しかし端からの思いとは別に、彼としてはなんとしても彼女の気を惹きたいのでしょ…

風車と美観

10月12日の風力発電のための風車塔について、説明舌足らずでしたので追加説明をしてみます。 福岡市の九州エネルギー館で唐津市肥前町の風車の事を尋ねました。肥前町のはまだ稼働していませんので、鹿児島県笠沙町の野間岬ウインドパークのパンフレット…

風力発電塔

唐津市肥前町満越のいろは島国民宿舎に一泊しました。 前回3月23日早暁満天の星を仰いだので期待しましたが、曇天のため全く駄目でした。 ただ前回にはなかった風力発電塔がかなりの数建設されていました。稼働はまだとのことです。 近くの肥前町自然塾前…

久しぶりに杷木町に

バスカードを新調したので、杷木まで。まだ暑さは衰えていません。 例の場所では、お絵描きグループと同席。先生と引率者らしい男性外四名、ご婦人方はぎんなんの収集で写生には手が回らない様子でした。ぎんなん特有の悪臭ものかはかなりの量を集めておられ…

神幸式(お上り)

お上りがありました。毎年のことですから、ついうっかりして孫たちの出番を忘れるところでした。 孫にも衣装と申します。いくらか様になっていたように思うのは身贔屓でしょう。

暑い彼岸

暑い彼岸 お彼岸入りしたのに室内で三〇度。月末ころには気温が下がるそうです。 つい近くで見かけた林檎、稲穂も垂れ下がっています。 辛抱々々、と言った日々です。

蓼食う虫も好き好き

庭の真ん中に生えている草が蓼とは知りませんでした。ハナタデでした。 刺身のツマとなるのは、マタデ、ホンタデ、幼苗だそうです。

石榴

去年よりお隣の庭先が物淋しのは、石榴の枝が払われたからです。石榴は強いて食べる気にはなりませんが、種子は宝石のように綺麗です。(写真は去年のものです)。 石榴から連想するのは、鬼子母神の噺です。子供の頃聞かされたのですが、特に気にかかるほど…

ハナミョウガ

昨夕街路樹の傍を通ると、しきりに頭上で虫が鳴いています。明かりを持っていれば、どのような虫か探してみたいのですが、行き過ぎるだけでした。何年か前、NHKの矢島稔先生の講座で、その虫が外来種であるように聞いた記憶があります。残念ことにすっか…

パール判事

以前から気になる「日本無罪論」という本がありました。しかしかなり難解な内容のある書物なので敬遠していました。その内容に触れた「パール判事中島岳志著」を昨日一気に読了しました。落ち着いた思考を進める著者が一九七五年生まれであることに安堵しま…

アフリカツメガエル(その二)

お盆明け一七日の朝日紙夕刊で「黄金のカルテット」と題して、体が黄金色で、赤い目のトノサマガエル4匹が高知県四万十市で見つかったという記事を読みました。そのときは既に通院中でしたから、てっきり病院の水槽にいるカエルと同類と思いました。 ところ…

アフリカツメガエル(その一)

不養生したせいか、例年にない暑さのせいか、末梢性顔面神経麻痺という症状になり、スーパーレーザーの照射を受けております。その病院の待合室には、アフリカツメガエルがひねもすのたりのたりと水槽で安楽に暮らしています。 原産地はアフリカ中南部、イギ…

まったく暑い日が続く

昨夕法師蝉が鳴いていたので、幾分か涼しくなるだろうと、期待していたのですが駄目でした。 部屋内にいて苦情を述べてばかりではよろしくないので、例によって戒壇院、観世音寺、日吉神社と廻りました。 戒壇院の参道で老若の外国観光客と出会いました。な…

連携プレーの兄弟

取れそうで取れないのが、つい眼の先の蝉です。子供たちの目先が敏捷なのは承知ですが、あせるのでしょうか、放尿退散で残念がります。 意識があるなしに関わらず、一つきりの命がかっています。わたしたちもそうでいたが、殺生はちょいと息苦しいのです。こ…

鑑真和上展

近くの戒壇院に鑑真和上展のポスターが貼ってありますので、福岡市立博物館に行きました。 暑いさなかのせいかゆったりした観客でした。 とはいうものの見学者のあいに連なっては落着きませんので、冊子を求めました。 薄暗い場内とは違って折々ゆっくり観賞…

夏祭り

24日25日は天満宮の夏祭りでした。子供たちが担ぐので小ぶりなお神輿ですが、騒々しくて意地張った大人のそれと違っていいものだと思います。夏越の祓に茅の輪をくぐって祓い清める習慣は、ことに子供たちに事故の多かった夏季の息災を願っての親御の気持ち…

生きている化石

一昨日柳川へ行つたとき、魚屋の店先に変わった貝が並んでいました。世界で有明海に最も生息するミドリシャミセンガイといい、古生代オルドビ紀から生きている化石一種で、漁期は周年ですが、旬は夏です。 味噌汁、煮物として食べますが、太古を思わせる独特…

子供山笠

日曜日福岡天神へでました。 あいにく激しい雨に会いましたが、子供たちの山笠連に出会いました。 近くの商店街の法被を着た男女の褌を締めた可愛いい連の少々寒いような照れてような行列でした。

西瓜

先日庭隅の小指ほどの西瓜があるのをしりました。 今朝方それが西瓜の実としての形を整えました。 そうなると欲が出てきました。水を掛けるし、肥料を買ってこようなどと考えます。 しかし実行の段階になると、なぜか人任せになるようです。

鯨のお墓

友人と呼子に写生に出かけました。糠雨が降り続け、遠見の効かないお天気でした。壱岐行きフェリーの発着所近くの小高いところに竜昌院というお寺があります。、鯨組の中尾何某が鯨一頭の対価で寄進したとされます。境内には鯨供養のための立派な墓が建立さ…

大梵鐘の落慶

菩提寺で大梵鐘の落慶式がありました。富山県高岡市の老子製作所(おいごせいさくしょ)で鋳造された重量2,667貫(約10t)、青銅製、外口径6尺2寸(1,878mm)、高さは10尺4寸(約3,150mm)もあります。 何故か全て尺貫法で表記されてい…

ぶらんこ

どんな小さな公園にもほとんど備え付けられている遊戯具ですが、かなり古くからあったようです。春宵一刻値千金で有名な蘇軾の春夜に、人気のない宮廷の庭で、ブランコが揺れ、そして夜が更けていく情景が詠まれています。 ブランコの揺れはかなりの速度です…

鮒・鮠・ドンコ

近くで少女たちが魚を掬っていました。声を掛けると、バケツを見せるように傾けながら「ハゼのようなのも一匹いる」と得意そうに言います。少し遠くて見定めることはできませんでしたが多分ドンコでしょう。 少し離れたところに鮒などいましたので、写してみ…

ぐみ

近頃ではお菓子のグミがコラーゲンの効能あり、とかで世間に知られています。コラーゲン、コラーゲンと言われていますが、ゼラチンのことだと始めて知りました。 一方植物のぐみは、子供たちの嗜好にも変化があって、野イチゴほどは口に入っていないようです…

いずれ菖蒲と引きぞ煩ふ

大宰府観世音寺に左遷された僧玄纊の墓傍に、菖蒲が花盛りです。いずれがあやめか・かきつばたの言葉通り、実を言うとこの区別が分りません。 五月雨に沢辺のまこも水越えて いずれ菖蒲と引きぞ煩ふ 後鳥羽院が女官あやめを源頼政に選ばせた粋で豪華なクイズ…