2006-01-01から1年間の記事一覧

百舌の早業

あまりお天気がよいので、散歩をしておりますと、葉を落とした、桜の枝に百舌が止まっておりました。 しばらく見ていますと、どうやら下の草むらを見つめているようです。急ぐ用も無いので、付き合って眺めておりますと、狙いは下の虫クンです。やがて思いも…

新しい注連縄

近くの日吉神社の前を通りかかると、新年を迎える新しい注連縄に変わっていました。ここのお宮は小さいながらも境内の掃除が何時も行き届いています。祭神は大山咋神・大己貴神です。 境内はやヽ小高いところあり、冬は野鳥の寄りが多かったのですが、近辺に…

歳末防犯隊

歳末閑人が軽くぶらぶらし、軽く一杯やりました。動物園に行くはずでしたが、本屋を二、三軒立ち読みしているうちに、あまり時間がないことに気がつきました。友人と出会う約束でしたから。 冬休みに入った日ですから、大売出しに恰好のジングルベルの喚く商…

背高ダリア

このごろは外来の草花や樹木が多く、園芸家や花好きの方でも名を覚えるのには難儀していることと思われます。写真の花はダリアの一種であることは、蕾の形状から判りますが、名はしりません。しかし流行りの花のようで近頃よく見かけます。このダリアは背丈…

ユリカモメ

冬になると、近くの御笠川にもユリカモメが来ていました。人馴れしていますので、投げられたパン屑に群れをなしていました。しかし、気まぐれなところがあるとみえて、近年は姿を見せません。 先日、那珂川に架かる「福博であい橋(橋の名を初めて知りました…

小春日和

今日は思いがけぬほど気温があがって、甘木地方では17度にもなったそうです。こんなことなら少し遠出をすればよかったと思いました。 都府楼跡まで歩いてみました。人出があるのは小学生のマラソン練習のためのようでした。応援の父兄の拍手声援は心地よい…

曇り空

今朝方の最低気温は1.8度(午前4時)でした。もっとも寝床にいましたから、新聞配達のバイクの音を聞き、なかなか辛抱がいる仕事だなと思っただけです。わずかな間でしたが、寒さと眠たさを堪えねばならない辛さの経験を持ち合わせてはいますが。 予報とは…

日向ぼっこ

猫を膝に乗せて縁側で居眠りをするなど見かけなくなりました。家のうちが贅沢に遮蔽された空間になってしまったからでしょう。もっとも涎を垂れて居眠りをするなど人目に曝すほうがおかしいのかもしれません。わたしの子供のころ、四部屋の居間に、大人子供…

けむりが目に滲みる

雨催いの川沿いを歩いていると、向こう岸のベンチでいかにも満足げに煙草を吹かしている人がいました。眺めるともなく、眺めていましたが、どんな切欠で人間に喫煙の習慣が始まったものでしょうか。ナス科の多年草である煙草は、コロンブス一行が欧州に伝え…

負うた子に教えられ

小学4年生の孫に「ケンマク」とは何かと詰問されました。とっさに思い浮かんだのは、剣幕・権幕などでした。全く違いました。どんな字かと訊ねますと、月に建てるだと言います。にくづきに建であれば、腱です。 つまり彼の質問は腱膜でした。お初にお目見え…

懐中時計

働くようになってからも、時計を持つことなしに、ずいぶんたったころです。写真機が欲しかったのですが、お金を溜めるという根気がなかったので持てません。いくらボーナスを戴いたかは憶えませんが、ハーフサイズのオリンパスペンという値段の手ごろなもの…

七五三

昨日はいくらか肌寒い日でした。お天気が良いので、福博に出掛けてみました。住吉神社は、お日柄も良いのでしょうか七五三と結婚式とが重なっていました。新婦さんか新郎さんかが長崎の方らしく、長崎ナンバーのライトバスが境内に駐車していました。 着飾っ…

老爺柿

日照りが続きましたが、昨夜から雨、せっかくの市民文化祭も屋内行事ばかりではありません。 この近くに浮羽市志波という柿の名産地があります。そのむかし黒田騒動の栗山大膳の知行地であったところでもあります。柿畑に並んだ柿木はいずれも背丈が低く、摘…

暖冬なのでしょうか

先日少々冷え込みました。そろそろ冬の到来かと思っていました。ところが、気温の下がるのはそこまででした。日中は20度付近、夜分も10度を下回るほどにはなりません。 一方九月末からすると、日の出は40分ほど遅れ、日の入りは1時間近く早くなりました。し…

膝の痛み

同年輩が集まると、さまざまな悩みが話題となります。有り難いことに、身体に関しては幾分他人事として身を反らして居れたのでしたが、夜分に膝の痛みを感じるようになりました。 軽い痛みですから、膝の関節を屈伸することで解消できます。その際、指の関節…

肥り肉のお寿司

先ごろ「バッテラ」をお土産に戴きました。見ると、かなり肥り肉の美人に似ておりますが、脂がのって美味でした。浜田港は裏日本の国際港として、なかなかお盛んのようです。水族館は、白イルカや、アシカの曲芸など人気を集めていているそうです。このバッ…

ドバトとキジバト

お宮やお寺の境内に屯しているドバトは、警戒心が薄いように見えて、幼児が捉えうると錯覚します。勿論そうやすやすとつかまりはしませんが、投げ与えられた餌には躊躇しません。地上でこそ締りのないドバトですが、群れになって空を旋回するさまは、リーダ…

伊崎の浜

ぼうっと福岡(博多ではありません)へ出てみました。 先日都市高速道路を通った折、見下ろした伊崎の浜があまり綺麗に見えたので、黒門飴を舐めながら浜へ出てみました。鵜の島が以前より近くに浮かんでいます。砂浜には雑多なゴミもありましたが、まアまず…

栗田の老松宮

貝原益軒の筑前続風土記によれば、 天正六年の冬、秋月種実、筑紫広門、御笠郡岩屋の城下におしよせける時、秋月氏の手より、あやまりて天満宮の辺の小屋に火を放ちしが、本社にうつりて、忽ち灰燼と成ぬ。社人等御神体を守りて、栗田村にのがれ、其旨を種実…

光正寺古墳

久しぶりに宇美八幡宮にお参りしました。開催中の「宇美町の重要文化展」を見学し、近くに光正寺古墳があることを知りました。好天気に誘われて、十五分ほど歩いてみました。以下はパンフレット「光正寺古墳展」によります。 古墳の整備経過は、昭和47年に国…

百舌の高鳴き

街中のアパートに住んでいたときのことです。毎日、十姉妹の籠を軒の下に吊るしておきました。日暮れ、籠を下ろそうとしました。すると、細い金網越しに二羽の小鳥が百舌にやられていました。まさかと思いました。夏も終わりになると、思いなしか昨日とは違…

月と鼈

どうして「月と鼈」が並べ、比べられるのでしょうか?ただ、同じような喩えに“鯨と鰯”というのがあるそうですが、これは、まったくものの軽重を考えないつまらぬ喩えだと思います。 二三年前、近くの川で釣をしていたお方を傍で眺めておりましたら、思いがけ…

コマイヌサン ア コマイヌサン ウン

昭和18年に学校の名前が変わりました。尋常小学校が、国民学校となりました。国語の教科書は、サイタタ サイタから、アカイ アカイ アサヒ アサヒとなり、ハト コイ コイと続いて、コマイヌサン ア となりました。国民学校とはどんな思いつきでしょうか。お…

バンとマガモ

公園を下り福岡―筑紫線に出て、右に曲がり, しばらく歩くと、今では調整池となった長浦池という潅漑池があります。アオミドロは致し方ないとしても、空き缶を始め不要の家庭用電気器具などが投げ込まれ、無様なさまとなっています。 安全のため四囲は厳重に…

今日の出来事

歴史スポーツ公園まで散歩。

マガモが今年もやってきた

先ほど御笠川縁を歩いていましたら、つがいのマガモが泳いでいました。もうそんな時分かと月の替りを実感しました。 つがいのカモは小ぶりでしたので、或いは初めての飛来であるのかもしれません。新婚早々とは想像が過ぎますか。 越してきたころ、近くの池…

曇 夜半に雨降る。

日の出 6:12 日の入り18:04

虎のふんおどし

オーストラリアのクイーンズランド大学の研究者は、トラのフンを利用し、野生の豚などを追い払う薬剤の開発に成功した、と発表した。実験では、野生のヤギも3日間寄せ付けなかったとしている。 この効果が数週間続くことを実現すれば、オーストラリアの農産…

ぼんやり二日市まで。