2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

龍角散(私のハテナ13)

咳は苦しいものである。 夜分の騒音は己一人の困苦ではなく、他の安眠の妨げになる。そこで、とりあえず薬を飲む。浅田飴か龍角散ということで、このたびは龍角散を飲んだ次第。 朝日新聞Bに「キミの名は」という会社名の由来紹介欄がある。普通はあまり眼…

鶉衣(私のハテナ12)

先日本屋で横井也有著鶉衣(上)を見た。明治のおわりに出版された俳諧俳文集は持っているが、重たい本なので手ごろな岩波文庫を買った。 父が鶉を飼っていたことがある。生き物を飼うのは存外手間暇かかる。私のよくするところではない。素人が養鶏に手を出す…

舌を嚙みそうなマンションの名(私のハテナ11)

この二、三日穏やかな日和が続いている。有難いことである。近くのマンションには早朝より布団などが干してある。日当たりがいい建物だから、それだけでも気持ちがいい。 マンションによっては外部から見えないように洗濯物を干さねばならない内規があるよう…

悪に強けりや善にもと(私のはてな10)

という台詞がある。歌舞伎にお詳しい方はご存知でしょう。フニャフニャしては世間を渡れない。歌舞伎の裏筋書きは諸兄がご存知のとおりである。 ほんの私見だが、インターネットには様々な妨害?もしくはいやがらせがあると聞く。しかしそれを楽しんでいるア…

猫と鼻(私のハテナ9)

書物には知識啓蒙の類と発想の切っ掛け与えてくれるものがある。老化した記憶力には今更溜め込む知識としては無用と思えるものが多い。日々の暮らしには必須の智慧がいる。しかし、それも厳密に取捨すれば僅かな量となる。 「日本の漢字 篠原宏之著」には当…

鼻の下が長い(私のハテナ8)

鼻という言葉を使った諺や表現は多いが、鼻の下が長いという表現の由縁はどこにあるのだろうか。 近年鼻髯を蓄える方が多くなった。その美容上の評価はご本人の主観に委ねられている。 赤ちゃんの顔を観察すれば分かることだが、眼鼻の位置が大人とは違って…

おいしい水(私のハテナ7)

近くのスーパーや薬局に給水タンクが置かれている。一度容器を買うと汲んで持ち帰ることが出来る。以前近くのマンションの屋上にタンクが据え付けられていた。やがて上水道の整備が市内全域に広がり、マンション各戸にも水道水を用いられるようになった。 私…

猫と流体力学(私のハテナ6)

近ごろ猫がうるさい。人間も哺乳動物であるから、季語にはないが、大きな口は利けない。十二支から外されたわけはその辺にあるのかも知れない。 猫は舌を水の中に突っ込まず器用に飲むのだそうだ。ライオンや虎など大型のネコ科の場合、舌を動かす速度はイエ…

時よ時節よ(私のハテナ5)

昨日は節分であった。近くの店で買った豆を撒く。戦時中はよく大豆を煎ったものである。代用食とはいうものの主食の飯米が全く不足していたから代用とは言えない。呉汁(豆汁)もよくしたものである。いま納豆が身体よいなどいわれているが、私の好みではない…

ビタミンの不思議(私のハテナ4)

子供の科学という本は私が子供の頃にもあった。2月号の表紙に「知って得するビタミンの科学」とある。 薬剤としてのビタミンを服用しないので、B1以外のビタミンしか細かな認識がない。ビタミンは生化学のフロンテェアだそうで、まだまだ新発見が続くそう…