2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧
景気の如何を問わず驚くほど高額なものが売りに出され、すぐにも買い手が現れるニュースが時折あります。耳目を集めるという宣伝効果を狙っているのでしょう。 そこまではと思えませんが、ちょっとしたお金持ちなら買える程度の首飾りや高級腕時計などをガラ…
雨降り風間 病み患いと言う言葉があります。落語をお好きな方はよくご存じですが、人間生きている限りおのれに躓きのある事態の起こることを心せよということです。 それをどうにか対処する大事な智慧が要るわけですね。健康保険があるから、病気に罹ってよ…
雑多な本が溜まって実のところ困っています。それぞれが購読意欲あって買った本であり、それぞれに内容があるのですが、殆どが中途までで放棄された半端な読書で終わっています。 近ごろ電子書籍という便利なものが考案され、早速飛びついたのですが、不勉強…
いままでPCで音楽を聴くことを殆どありませんでした。先日気まぐれに「倍賞智恵子」と検索してみました。寅さん映画ではよく見ており、フアンではありましたが、特に執心するほどのフアンではありません。 「おはなはん」という連続テレビ小説の主題歌を彼…
帽子をかぶらなくなりました。一つの原因は通勤時の混雑する車両のせいかもしれません。退職した老齢者の帽子をかぶる率は多いようです。 昭和40年代ころまでは、お洒落な人のパナマ帽を見かけました。蝶ネクタイも流行したこともありました。 戦前はカンカ…
近くの百円ショップの店内スピーチは、「あったらいいなが揃ってる」とあります。始終聞いていますので、思いついたのですが、「あったらいいな宗教」があればと思います。 殆どの宗教集団には階級があります。喜捨の強制(喜捨であれば強制は論外でしょうが…
梅雨だから致し方がありませんが、毎日灰色の空を眺めています。雲の濃淡が窓を左から右へと流れます。合間に外へ出ようとすると、斜めの風が雨を庇から吹き込んで出足を留めます。 別段の用があるわけでないので、新聞受けを覗き湿気た室内に戻ります。畳の…
五雑組について説明が足りませんでしたので、東洋文庫の帯を流用します 「中国、明代の随筆集。古今の文献や著者(謝肇淛)自らの豊富な見聞をもとに、天・地・人・物・事の森羅万象に及ぶ話題を卓抜にして柔軟な批評眼で取り上げる。」とあります。 この柔…
五雑組をあれこれ囓り読みしていると、脱けられなりました。お酒について、謝肇淛は次のように述べています。 酒は体の衰弱を扶け、病める体を養うものであり、愁えを散じ薬の作用をたすけるものであるから、常用すべきではない。酒が入れば饒舌になり、饒舌…