食べ物さん、ありがとう

サトウサンペイさんのブログを見て、早速表題の本を買いました。子供のころ、父親に「男の子が食い物事でガタガタ言うな」と躾けられていました。戦中戦後の一時期は、食べ物に苦情など云えません。飽食の時代となりましたが、衣服と食べ物とに財布に加重な負担をかけるのは不本意です。そのせいか料理や栄養学などの本を殆ど読んでいません。
正直に言えば旨い物と不味い物の違いくらいは、舌先三寸あれば分かります。わたくしは穏やかに好き嫌いを分別します。
川島四郎先生の「日本人の栄養学講座」は、美食賛美のあげく飽食となり、身命を縮めている現在の食事情をやんわりたしなめておいでのようです。