半夏生

suxtuponn2008-06-28

庭隅で毎年この時期に花を着けます。半分化粧したように見えるからでしょう。ドクダミ科の多年草で、花が生える時期から名付けられたとも言われます。
暦の上では、七十二候夏至の末候にあたる半夏生が特に雑節の一にも数えられます。太陽が黄経一〇〇度を通過した日で、夏至から十一日目にあたり、新暦では七月二日頃となります。
半夏生は梅雨の終期に当たり、農家の人たちは、この日までには田植えを済ませ、どんな気候不順な年でも、このあとは田植えをしないという習慣がありました。八十八夜とともに、江戸時代の農民にとって重要な雑節の一つでした。(こよみ読み解き事典による)。