河童をかたどった愛嬌ある駅舎である。江戸時代の随筆にたちはよくないが、哀れな河童の話がある。 むかしむかし豊前の国のさるところに、怪しからん川太郎がいた。化け物の分際で人間の若い女性に懸想する。想いを懸けられた若い娘こそ迷惑千万、現心を喪い…
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