猫である

天気 曇 温度 10 湿度 75 気圧 1018 午前10時
明日からお天気のことは書かないこととする。理由  たったその時だけの日和(ひより)を書いても意味が無いような気がする。
但し台風のときは別。
今日のできごと
ダーツの会で和気藹々。

雑 記 帳
 お正月は後先考えずにのんびりとと、思うこともあり、そしてまた思うこともなく、過ごしてみたいときです。そこで、今年のお正月も、「我輩は猫である」を開いてみました。何処でもいい、いいかげんなところを捲ります。
たとえば、苦沙彌先生をはじめ美学者迷亭・寒月学士・越智東風氏・八木獨仙導師らがそれぞれ気持ちのいい御託を述べろところもいいです。
寒月さんの「烈しい秋の日が、六尺の障子へ一面にあたって」、云々の、まどろかしいヴァイオリン話も、時によってはいいのです。
また、苦沙彌先生と細君との芝居見物のくだりや、ジャスターゼの悶着も、ページの捲り様によっては結構なめぐり合わせとなります。
この本の面白さは、筋なぞどうでもよろしいところに、古臭い言葉ですが、醍醐味があるように思えます。