シーボルトがみた日本その2

天気 晴
今日のできごと
 「ケンペルのみた日本」どうやら斜め読みする。
雑 記 帳
シーボルトのみた日本展」で、Wolfgang Michel先生の講話を聞きました。二部屋に別れての講話のため、聞き取り難い点がありました。しかしケンペルの来日から話が進んだのは大変有益でした。
 ケンペルとシーボルトの業績の違い、資料の収集の難易度などこの講話を聞かなければ、踏み込んで考える機会を持ち得なかったと思います。
 そこで、図書館から「ケンペルのみた日本 ヨーゼフ・クライナー編NHKBOOK」を借りてきました。そのなかで、「ケンペルと比較文化の眼 芳賀 徹」「ケンペルと今村源右衛門英生 片桐一男」は非常に面白い読み物でした。 いずれケンペルの[江戸参府日記]を読んでみようと思います。
 来日したのは、前途三千里思い胸にふさがりてと、芭蕉奥の細道の旅に出かけた、その翌年元禄三年(1690)九月二十五日でありました。