猫である(その1)

suxtuponn2005-02-17

天気 雨のち曇 10度

今日のできごと
 東方見聞録を読んでみる。東西の紀行文を読んでみよう。

雑記帳

近頃どうゆうわけか猫の往来しきりであります。ガラス窓越しに眺めますと、きっとした眼つきで、『足音もたてず、足跡も残さずに通るのに、お前に止めだてする権利があるのかネ』と睨み返します。そう言われれば家の庭だと所有権を主張しても、猫の登記所には届けはしていません。どうぞ、どうぞとお通り願っております。
 古代エジプト人は猫を偏愛しました。火事のとき、エジプト人は消火には精を出さず、飼猫が火の中に飛び込むのを監視しました。
飼猫が死んだ家では、一家をあげて眉を剃ります。犬の場合は、全身と頭毛を剃りました。
誤って猫を殺したローマ人が、人々に殺害されたと、ディオドロスが目撃して、古代の世界史のなかに書いているとのことです。
 (古代エジプトの動物 黒川哲朗著による)