コンニャクの効用

天気 晴

今日のできごと
 終日無為。
一昨日借りた「ダーウイン賞」は読みようによっては、毒気があり過ぎるので、早々に図書館に返した。ただし前書きは読ませるし、ついでに[動物のなかで赤面するのは人間だけー赤面する理由があるのも、人間だけ]というマーク・トウェンの箴言は覚えておこう。

雑 記 帳

 母から聞いたときには、首をかしげました。昔から髪結いさんが時々コンニャクを食べるのは、仕事で髪毛を呑み込むので、胃のなかの髪毛をコンニャクが巻き取り、体の外に出すからのだいう話でした。今日日までよく頭の隅に今までひっかかっていたものです。
イングランドの17歳の美容師のたまごが、腹部にフットボール大の髪毛球を溜め込み、そのため命を落としたという記事が上記の本に載っていました。 
髪毛の生化学的な成分は胃の消化液では分解しないのだそうです。この娘さんは仕事中に髪毛を噛む癖があったそうです。果たしてコンニャクにそのような効能があるかは分かりませんが、なんとも気の毒なお話です。この娘さんをこの本の趣旨の「ダーウイン賞」に加えたのは、極めて酷だと思いました。