新しい注連縄

日吉神社

近くの日吉神社の前を通りかかると、新年を迎える新しい注連縄に変わっていました。ここのお宮は小さいながらも境内の掃除が何時も行き届いています。祭神は大山咋神大己貴神です。
境内はやヽ小高いところあり、冬は野鳥の寄りが多かったのですが、近辺に住宅が増えたわけでもないのに数が少なくなりました。太閤秀吉が此処の社殿で茶会を催しました。社殿の天井には十二支が描かれていますが、色あせているのが惜しまれます。社殿の扉はお正月やたぶん社日と思いますが、それ以外は閉ざしてあります。(写真が欲しいところではありますが)
ここの神官が秀吉公を軽んじて乗馬のまま応対したので、怒りを買って神領を没収されました。安国寺恵瓊の取り成しにより幾分戻してもらいました。彼は関が原で徳川家康に破れました。まさに有為転変は世の習いですね。