譜代と中途採用

今日図書錧で「キリシタン時代の研究」という本をお借りしてきました。時間があったので、「家訓集 東洋文庫」を、捲っていましたら、黒田長政遺言を見ました。
わが家の遠つ先祖は、黒田藩に属していましたから、いくらかの繋がりがあります。ただ蓮根の糸のような細い細い繋がりであったでしょう。
いまお城は裁判所にほとんど敷地を占められています。正門と裏門とがあります。わが祖先はどうも龍造寺の家来だったようです。ですから中国筋からのご家来衆―譜代とは違うようです。ものの本によると、譜代は正門から、中途採用は裏門から出入りしていたようです。
わたくしも勤めのころは、もっぱら裏門から出入りしておりました。