時よ時節よ(私のハテナ5)

昨日は節分であった。近くの店で買った豆を撒く。戦時中はよく大豆を煎ったものである。代用食とはいうものの主食の飯米が全く不足していたから代用とは言えない。呉汁(豆汁)もよくしたものである。いま納豆が身体よいなどいわれているが、私の好みではない。田んぼ一杯に大豆が植えられ時節である。農協の勧めだそうだ。米が不足したので大豆を食べた時代があったことも忘れられては困る。
今日は立春である。今年の寒さも終わりにしてもらいたい。ところで月の異名は「きさらぎ」から「星鳥」まで三十一もある。日めくり暦は風情があってよいのだが、実用本位のカレンダーが幅を利かせている。会社の宣伝お配りということか。